アウディA4アバント2.0 TFSI Sライン
公開 : 2016.02.08 23:45 更新 : 2017.05.29 18:14
ディーゼルがメイン・セラーになることは自明なのだが、なめらかなパワー・デリバリーを可能にするガソリン・エンジンにも好感をもっているだけに、ATのギアボックスとの相性がどうなのかも見てみたい。
アバントの荷室容量は標準時で505ℓ、40/20/40分割式のシートをホールドした状態で1510ℓまで拡大する。BMW 3シリーズ・ツーリングやメルセデス・ベンツCクラス・エステートをビビらせる数値である。
■どんな感じ?
まずはインテリアから。サルーンがデビューした当初から見ているのだが、見るたびにやはりこのクラスのライバルは太刀打ちできないだろうと感じる。
手触りがいいし、見た目もいい。というか、A4のインテリアに比肩する相手は見当たらない。レイアウトもしっくりとくるし、MMIロータリー・コントローラーやボタンも違和感がない。
タッチスクリーンにした方がスマートフォンのように直感で操作できるはずなのに、ロータリーの方がいいじゃんと思える。これって並大抵の努力では実現不可能ではあるまいか。言うまでもなく高級な香りさえする。