トヨタ・プリウス
公開 : 2016.02.12 23:50 更新 : 2021.01.28 18:21
運転席の高さは59mmも下げられている。これは運転好きに喜ばれそうだ。70g/kmというCO2スコアもすごい。レベルアップした洗練性も含め、どうやら喜ぶのは、偽善者だけではなさそうだ。
プリウスはトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーを使用する初のモデルであるから、構造部のねじれ剛性は60%増している。
リア・サスはダブル・ウィッシュボーンとトレーリング・アームのハイブリット版とし、低床式を実現した。
内燃機関は1.8ℓとこれまでと変わらないが、経済性の高いアトキンソン・サイクルを使用。冷却システムは2段階となり、エンジンの温度を上げにくくする。
エンジンの熱効率は最大で40%に増しており、これは製品化されたエンジンのなかで最高レベルだという。CVTも小さくなりモーターとともに14%効率を高めている。