トヨタ・プリウス

公開 : 2016.02.12 23:50  更新 : 2021.01.28 18:21

ラウンドした屋根と頭の間にはたっぷりとしたスペースがある。後席の足元にも余裕があり、トランクのサイズも満足できる。

123psのパワートレインは、アクセルを踏みこんだ直後から活発に反応する。電気モーターのアシストのおかげだ。パワー・モードならばもっと生き生きしている。

先代では ‘ノーマル’ と呼ばれていた ‘エコ’ モードでも、反応の鈍さを感じない。エンジンの回転は、典型的なCVTのそれだが、先代のように必要以上に上擦るようなことはなくなっている。

ステアリングも、これまでのような漠然とした印象はなく、反応も素早くなった。重みも適切だ。舵角に必要以上に依存せず、スロットル・オフ時の従順に反応してくれるようにもなった。

横風を受けてもどっしりと構えているし、路面からの入力もすぐにいなす。モータウェイでもどっしりと構えている。回生ブレーキも実にナチュラルである。

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