110km/hを超えたあたり、トップ・ギア時の回転数は2500rpm程度。ギア・ノブは楽にインサートできるが3速と1速のゲートが近いので注意が必要だ。

タイヤサイズは65扁平の15インチ。長い時間をかけられるテストではなかったが、どのテスターも乗り心地に不満を述べることはなかった。

ボディの動きの、ドライバー意図とのギャップも小さい。ただ、同クラスの運動を得意とするクルマと見比べると、大いに引けをとる。

ステア・フィールは友好的とはいえないし、特に車体前部の動きの鋭さも、同クラスでトップ・レベルとは言いがたい。この点は覚えたおいた方がいいだろう。