ミニ・クーパーSコンバーチブル

公開 : 2016.02.17 23:30  更新 : 2017.05.29 19:14

コンバーチブル・クーパーは1.5ℓ3気筒ガソリン(136ps)。コンバーチブル・クーパーSは2.0ℓ4気筒ガソリン(192ps)。コンバーチブル・クーパーDは1.5ℓ3気筒ディーゼル(116ps)をそれぞれ搭載。

後に加わる予定のコンバーチブル・ワンは1.2ℓ3気筒ガソリン(102ps)、コンバーチブル・クーパーSDは2.0ℓディーゼルを搭載するようだ。

同クラスでは、ますますデュアル・クラッチATの存在が大きくなっているなかで、ミニ・コンバーチブルは6速マニュアルと6速オートマティック(オプション)のみの設定となる。

電制デフ・ロック、ダイナミック・スタビリティ・コントロール、トラクション・コントロールは、ローンチ・モデルの場合、標準の設定となる。

■どんな感じ?

ハッチバックのデザインを色濃く映しだすコンバーチブルは、先代と共有する部分も多いが、そのすべてが成熟している。特に205/45 R17のタイヤを履くテスト車は、外観から弱々しさがなくなっていると感じる。

外観デザインのキーとなるのは、ややビジーだが存在感あるフロント・エンドのシングル-フレーム・グリル、彫りが増したバンパー、楕円形の独特なヘッドライトだろう。フロントのホイール・アーチも立体感が増し、フロント・ガラスはこれまでより傾斜している。あえて複雑な造形を選ばなかったサイド・ビュー、明らかに大きくなったテール・ライトも最新ならではのものだ。

全自動式のクロス・フードは3代目のために、そっくりと設計し直されている。開閉はそれぞれ18秒でなされ、30km/hまでならば走行中でも可。これまでどおりマルチ-レイヤー構造とし、後方視界ははっきり狭い。当然、上屋の強度は金属に比べると劣るため、フロント・ガラスのフレームは強化され、リア・シートの背後でロールバーがポップ・アップするようになった。ストラット・ブレースも強化されている。

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