ポルシェ911R、最新テスト風景
公開 : 2016.02.18 22:40 更新 : 2017.06.01 01:37
来月のジュネーブ・モーターショーでのデビューが予定されているポルシェ911Rの最新のテスト風景をキャッチした。
この911Rは、GT3やGT3 RSと同様にノーマル・アスピレーションのフラット6を持ち、ギアボックスはマニュアルのみというモデルで、センターのツイン・エグゾーストと通常の911とは異なったリア・ディフュザーが特徴。また、リア・ウイングがないのもGT3やGT3 RSをは異なる。ホイールは、フェイスリフトが予定されている911GT3同じものが装備される。
911Rは、オジリナルの911Rがデビューして50周年にあたる来年にリリースが予定されている。また、この911Rは限定モデルではなく、通常のカタログ・モデルとなると予想される。
ポルシェは、この911Rがドライビング・プレジャーを追求したモデルであるとしており、サーキットにフォーカスしたRSとはまた違ったポジションになるという。サーキットでのラップ・タイムを競うモデルでもなければ、日常の使用を重視したモデルでもない。フィーリング、レスポンス、そしてドライバー・インタラクションを重視して作り上げられたモデルなのだ。
最も特徴的なのは、2011年の997で終焉を迎えたマニュアル・ギアボックスの復活である。
ボディは、最もナローなボディが使用され、タイヤも太いものが与えられはしない。グリップを重視したシャシー・セットアップではないということだ。
エンジンに関してはポルシェは口を閉ざしたままだが、スタンダードな911がターボ化されたにもかかわらず、この911RはGT3に使用されている3.8ℓノーマル・アスピレーションが使用される模様だ。
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