ヒュンダイ・アイオニック

公開 : 2016.02.18 23:50  更新 : 2021.03.05 21:38

■どんな感じ?

‘楽に運転できる’ というワードが、アイオニックを表現するうえでもっとも適切だろう。

ソウルの朝、混雑した道に進んで、数ヤード走らせただけで、これは根っからのシティ・コミューターなのだと感じる。東京やLAなどで活躍しそうだ。

少なくとも韓国仕様のアイオニックは、時に低速でリアからの突きあげを感じるが、不快に感じることはない。心地よい硬質感とはまさにこのことだ。

トランスミッションが変速に迷うこともない。発進と停止を繰り返すようなシチュエーションでも優れたマナーは維持されつづける。

ソウル市街の高速道路は、最高速度がわずか90km/hで制限されているため、高速巡航域のマナーは何ともいえない。ただこの状況でもDSGの変速はなめらか。フロント・ホイールも安定している。

ソウルの西側に位置する山道を走らせた際の燃費はおよそ18km/ℓをマークしていた。外気が-6℃だったというところまで考慮すれば優秀な数値だといえよう。

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