スコダ・オクタビアvRS by レボ・テクニック

公開 : 2016.02.19 23:40  更新 : 2017.05.29 18:39

大きいターボチャージャーをゴルフRから借り、最適化。ソフトウェアをレボ独自のステージ3まで適合し、410psと52.5kg-mを叩きだすことを可能にした。

ならば直線だけが速いクルマになったのか? そんなことはない。レボはエクストラ・パワーの取り扱い方をよく知っているのだ。

テスト車にはレートを高めたアンチ・ロールバーとスプリング・キットを組み合わせる。ホイールも超軽量の19インチに交換されている。

■どんな感じ?

パワーがどの程度高まっているかが乗ってすぐにわかる。同時に機械式のLSDがいかに必要かも痛切に感じられる。

というのも、最新のスコダvRS 230には、ゴルフGTIパフォーマンスが使用する、とても賢いロッキング・デフが標準でついているからだ。

パワー増強をすることで、肝心な部分をもて余しているクルマも少なくないが、テスト車でそう感じないのはサスペンションのセッティングが適確だからだろう。

パワーを足元まできちんと伝えきっている感覚がある。

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