アルファ・ロメオSUVの車名はステルヴィオ
公開 : 2016.02.19 22:30 更新 : 2017.06.01 01:37
今年の後半か来年早々に発売が予定されているアルファ・ロメオのSUVのネーミングがステルヴィオに決定したようだ。
すでにAUTOCARでは幾つかのネーミングが候補にあがり、そのひとつがステルヴィオであることを確認していたが、FCAのCEOであるセルジオ・マルキオンネはこのネーミングを気に入ってるという。但し、最終的な決定ではないともいう。
BMW X3やランドローバー・ディスカバリー・スポーツのライバルと目されるこの新しいアルファ・ロメオのSUVは、FCAのヘッド・デザイナーであるラルフ・ジルが手がけたもの。既にその内部のスクープもされており、ダッシュボードは新しいジュリアのデザインに酷似していることも分かっている。これは、ジュリアとステルヴィオがFCAの新しいモジュラー・プラットフォームを使用するためで、そのためデザイン的な特徴を共有することになるという。
また、エンジンも多くを共有することになりそうだ。現時点でのラインナップは、2.0ℓのガソリンと2.2ℓのディーゼルが予定されている。また、トップ・モデルのクワドリフォリオ・ベルテには510psを発揮する3.0ℓツインターボV6の投入も予想される。
アルファ・ロメオのCEOを務めるハラルド・ウェステルは、昨年、SUV市場への参入について、AUTOCARのスティーブ・クロプリー編集長に。「SUVが流行しているトレンドを無視して、ピュアなスポーティ・カー・メーカーとして存続する道もあった。しかし、それは美しいことかもしれないが、メーカーとしては死を意味する。」と話していた。
なお、アルファ・ロメオは2020年までに7つのニュー・モデルをリリースするとプレゼンテーションを投資家の前で行ったばかりである。
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