スコダ・スパーブ2.0 TSI 280 4×4 DSG
公開 : 2016.02.19 23:30 更新 : 2017.05.29 18:39
実用的かつ経済的なファミリーカーが、280psの2.0ℓガソリン・エンジンと4WDシステムを手にすると、一体どうなるのだろう?
■どんなクルマ?
スコダ・スパーブ280は、セアト・レオン・クプラも一時期搭載していた280psの2.0ℓガソリン・ターボを搭載する。駆動方式は4WD。トランスミッションは6速のデュアル・クラッチとなる。
ホイールスピンを披露したり、素早いシフト・チェンジを自慢したりしながら、沼に溺れることのない、そういった強みを見た目とは裏腹に手にした実力者である。
■どんな感じ?
4×4のバッジを含め、見た目は他グレードとほとんど同じ。極めておとなしい。諸元をみると0-100km/hタイムが5.8秒と書かれているので、ようやく「あ、特別なクルマなのだ」と気づく。
エンジンは静かでスムーズ。愛おしいユニットだ。よってクルーズ時も静か。オプションの可変ダンパーをコンフォートにセットしておけば乗り心地も実にやわらかい。回した時のみ、勇ましい吸気音が聞こえてくる。