ブガッティ・ガリビエールは2016年以降
公開 : 2012.10.12 12:48 更新 : 2017.06.01 01:04
ブガッティの4ドア・フラッグシップはその生産が決定しているものの、そのデビューまではまだ数年あるようだ。2015-2016年まではその登場が期待できない高級なサルーンだが、ベントレー/ブガッティの新しいボス、ウルフガング・シュライバーは「われわれはまだガリビエール・コンセプトに引き続き取り組んでいる。但し、ブガッティの顧客を滿足させることは、ベントレーの顧客を満足させるよりも難しいと思う。」とコメントしている。
シュライバーは本当にベントレーを知っている人物だ。彼の前職はモルスハイムに拠点を置くメーカー(ブガッティ)の、テクニカル・チーフとマネージング・ディレクターだったのだ。現在はベントレーの社長であり、ブガッティにも責任を持たなければならない立場だ。
ブガッティ・ティームが直面している困難な問題は、いかに顧客を満足させてガブリエールのマーケットを開拓するかということだ。
「ヴェイロンとヴェイロンの派生モデルは、非常に顧客のニーズにフォーカスしたクルマだ。もし、異なるタイプのモデルを販売するのであれば、顧客のニーズが何であるかを再度評価しなければならないだろう。従って、発売日はまだ決定できないでいる。」とシュライバー。
しかし高級な4ドア・モデルが必要なこともシュライバーは認めている。
「4ドアは不可欠だ。ヴェイロンは、現在、ブガッティで唯一のモデルだ。もしそれに4ドア・モデルが追加されるのであれば、顧客はそれを歓迎してくれるだろうと思う。」