第4世代のレンジ・ローバーをスクープ

公開 : 2012.02.21 11:33  更新 : 2017.06.01 00:54

第4世代のランド・ローバーは、来年初めにデビューする予定だが、その最後の数カ月のテストに入っている。

その最も大きな技術的変化は、42年の歴史の中ではじめて、アルミニウム製のモノコック・プラットフォームを与えられたことだ。ジャガーXJで使用された技術が流用された、プレスしてリベット止めされたこの軽いアルミニウム製シャシーは、現行のプロダクション・モデルよりも400kgの軽量化を目標としている。

JLRによる新しいV6ガソリン・エンジンが、2トン未満の新しいレンジ・ローバーの軽いバージョンのために開発されていると、情報源は語っている。

新しいレンジ・ローバーは、更なる高級マーケットを目指しているようだ。それは、エントリー・レベルが70,000ポンド(883万円)という価格がそれを示している。

残念ながら新しいエンジン・ラインナップについては、まだ確かな情報はない。現在掴んでいるのは、V8のガソリンとディーゼルの2つのエンジンが用意され、それぞれに2つのレベルの高級なトリムが用意されるということだ。

レンジ・ローバーのデザインは、若干角がとれたとはいえ、外から見れば一目瞭然のものだった。新しいレンジ・ローバーのルーフは、リアに向かってスロープしているし、テールゲートもそれほどまっすぐではなくなっている。テール・ライトのクラスターもスリム化され、ウイング・ベントも小型化されテール方向に移動している。とはいうものの、ヘッドランプは真っ直ぐではないが、ノーズはその絶壁を維持し、グリルのデザインは2012年モデルに近いデザインがされている。

インテリアについては、まだ何も情報がない。しかし、デザイン・チームが、現在のデザイン・ポリシーを大きく変えることはないと思われる。

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