ベントレー、ミュリナー部門を計画

公開 : 2016.02.26 22:10  更新 : 2017.06.01 01:37

ビスポークに特化したミュリナー部門の追加をベントレーは計画している。カラー、スペックなどのカスタマーの要望を幅広く答えていくのが狙いのようだ。ベントレーを率いるウルフガング・デュルハイマーは「はい、今まで以上にやれることがあると思っています」とも答えている。

「ミュリナーは、500年に及ぶ歴史がありますが、あまり知られたいないことを私たちは受け入れています。この事実を変えたいと思っているのです。カスタマーと私たちで唯一のアイデアを探り、カスタマーを牽引する役割を果たしたいと思っています」

「とあるカスタマーの突出したアイデアが形になり、小さなアイデアが大きく膨らんでいく。これが私達の望むことです」とも。ミュリナーはどれほどのものになるのか? コーチビルドもお考えか? という問いに対しては「可能性はあります。デザイン・ディレクターのステファン・シェラフに委ねられているともいえます。もし戦車みたいなモデルを作ってほしいという要望があれば、彼はピシャリと跳ね除けるはずですけどね」

「仮に、前例はないけれど優れたアイデアがカスタマーから提案されたのなら、われわれは実現に全力を注ぎます。これは標準のオプション・リスト以上の技術力をベントレーがもっていることを意味しますからね」

「ただし最優先するのはカスタマーの安全です。むやみにエアロを付け足したり、あるいはサスペンションやウエイト・バランスを安々と変えるつもりはありません。そんなことで300km/hを超えた巡航ができないようでは、ベントレーではありませんからね」と語った。

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