フォルクスワーゲンT-クロス・ブリーズ・コンセプトを発表
公開 : 2016.03.01 22:25 更新 : 2017.06.01 01:36
フォルクスワーゲンはT-クロス・ブリーズの写真を、ジュネーブ・モーターショーの開幕1日前にインターネット上に公開した。
このT-クロスはポロをベースにしたクロスオーバーで、2018年にプロダクション・モデルとして生産される予定だ。マツダCX-3や日産ジュークのライバルとなるモデル。すでに発表されているT-ロックの兄弟車として、およそ£18,000(284万円)前後で2018年からの販売を予定している。
ゴルフ・ベースのSUVモデルは、2014年にコンセプト・モデルが公開され、2017年にはショールームに並ぶ予定。更に、このT-クロスとT-ロックがこれに続くというのがフォルクスワーゲンのSUV戦略である。
「われわれは、ティグアン、トゥアレグの下のモデルとして、T-クロスとT-ロックを生産することを考えている。」とマネージャーは語っている。
このT-クロスは、フォルクスワーゲンのMQBプラットフォームをベースとし、エンジンはガソリンおよびディーゼル。駆動方式はFWDだが、4WDもオプションとして用意される。
デザインは、フォルクスワーゲン・ブランド・デザイン責任者、クラウス・ビーショフの手にによるもので、四角いデイタイム・ランニング・ライト、フルワイドのグリル、個性的なホイールアーチなどを特徴とする。
ちなみに、T-クロスのネーミングの頭文字のTは、ティグアン、トゥアレグ、T-ロックという、頭文字にTを採用するというフォルクスワーゲンSUVの伝統に従ったものだ。
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