スピード&エコ・チャレンジ
公開 : 2016.03.05 23:50
どちらかを達成するのは簡単。前者ならばブガッティ・ヴェイロンを借りてくればいい。後者ならばプリウスで事足りる。ただ ‘両立’ となると簡単ではない。
そこでわれわれは、サルーン、ワゴン、スポーツカーの3つのカテゴリーから候補車を探し、ガソリン/ディーゼル/ハイブリッドに分けてみた
そして集めたのが今回の4台。プラグイン・ハイブリッドのBMW i8、万能選手であるアルピナD3ビターボ・ツーリング、ブランニューのアウディA4 3.0 TDI、ライトウエイト級のアルファ・ロメオ4Cスパイダーだ。
諸元表を見るかぎり、どのクルマも最高速は241km/hを超えているが、‘両立’ できるかどうかはわからない。
なかでもi8は、計算を難しいものにする。ゼロ・エミッション走行で、MIRAサーキット3周分は軽くクリアするし、101psの電気ブーストはバッテリーが満充電の時にしか使えないからだ。
とにもかくにも、はじめなければは検討がつかない。
まずは加速テストから。次第に気候がドライになってきた。まずはもっともパワーが控えめなアルファ・ロメオ4Cスパイダーからはじめる。