スバル・レヴォーグ

公開 : 2016.03.08 23:50  更新 : 2017.05.29 18:41

■「買い」か?

“これまでのスバルらしくないレヴォーグは、熱量を失いつつあるわれわれのスバルへの期待を再び搔きたててはくれなかった” ― マット・ソーンダース (ロードテスト編集補佐)

Good:突出した実用性、ドッシリと落ち着いた車体、扱いやすいインフォテインメント
Bad:生ぬるいパフォーマンス、特に興奮しないトランスミッション、プアな燃費

乗る者をその気にさせるダイナミクスが自慢だったスバルの姿は、影も形もない。一般的なファミリー・ワゴンよりも楽しいという点が、唯一の救いである。

インテリアは従来のスバルと変わらないが、外観の寸法に対して、中が広々としているというのは加点ポイントである。

ただ、周りを見渡せば、楽しさは ‘平均よりちょっと上’ といった程度だし、トランスミッションも英国ではウケない。燃費もさしてよくない。

汚名返上を目指すならば、次回のフェイスリフトでは、ランニング・コストを下げ、マニュアル・ギアボックスを選べるようにし、エントリー・グレードを用意する必要がある。



▶ 海外初試乗 / スバル・レヴォーグ
▶ 国内初試乗 / スバル・レヴォーグ2.0GT-S アイサイト
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