メルセデス・ベンツE220d
公開 : 2016.03.09 23:50 更新 : 2017.05.13 12:50
超高強度スティールを広範囲に使うことで、E220dは先代のW212型よりも100kg軽くなっている。‘OM654’ と呼ばれる新ユニットの功績でもある。すべてのグレードに9速のオートマティックが標準搭載され、英国の場合、序盤は後輪駆動のみとなるが、遅からず4マティックも選べるようになる。
英国仕様はパーキング・センサー(バック・カメラつき)、自動パーキング機能、ナビ、LEDライトがスタンダードで装備される。
販売開始は5月。SEグレードが£35,935(574万円)、AMGラインが£38,430(614万円)だ。6気筒のE350dとハイブリッドのE350eは年末の導入を予定している。
■どんな感じ?
ヒエラルキーの真ん中に位置するEクラスは、外観こそ兄弟モデルとそっくりではあるが、その内容は、SクラスのラグジュアリネスとCクラスのフットワークの軽さを同時に併せもっている。
洗練性は例外的に高く、どの速度域でも先代より静かであることがすぐにわかる。エンジンは ‘バックグラウンドのささやき’ と表現しても余りあるほど静か。かなりプッシュした時にしか、存在を感じさせない。