text & photo:Daisuke Ebisu (戎 大介)
首都圏のフランス車を得意とするスペシャルショップである、オートポワルージュ、原工房、オートプロなどが主催するサーキット走行会AHAは、イタ・フラ系メインのアットホームな走行会としてラテン車ユーザーたちから高く支持されている。そんなAHAの今年最初の走行会が2月28日の日曜日、富士スピードウェイで開催された。
少し肌寒くもスッキリと晴れ上がった当日は、クルマの熱の面でのネガが少なくなるため調子も上がるしタイムも上がるという、まさに走行会びより。実に48台ものエントラントが集まった。フランス車系ショップ主催の走行会ということもあり、パドックにはプジョーやルノーが目立つ。
しかしながら以前ならプジョー106や206が幅を利かせていたものだが、近ごろは208や308への世代交代も目立つようになってきた。また、目覚ましい躍進を見せているのがFWD最速マシンであるメガーヌを筆頭としたルノーのR.S.グレードだろう。いずれにせよ手軽に走りを愉しむことのできるモデルをラインナップしてくれるフレンチ・メイクスには拍手を贈りたい。
今回の走行会では48台の参加車が1本目(30分)、2本目(45分)の2つの走行枠を占有走行した。その合間には今回もゲスト参加したレーシングドライバー番場 琢選手http://bamzo.jp/による“番場教室”を開講。参加者は富士のコースを走っての疑問点などについてのアドバイスを受け、2本目の走行に活かしていた。
また今回も欧州車ユーザーから高い評価を受けるオイル・ブランドであるニューテック、ユニルオパール、アッシュが協賛、ブースも出展、さらにはAHA恒例のじゃんけん大会では賞品も提供し、場を盛り上げていた。
このように今年も盛況のうちにスタートしたAHA走行会。次回は6月26日(日)に筑波サーキット・コース1000での開催を予定している。詳細に関してはAHA走行会のFacebookページhttps://www.facebook.com/ahapeugeot/へアクセスして確認していただきたい。
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スッキリと晴れ上がり、富士山もクリアに。まさに走るには絶好の状況だ。
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朝のドライバーズ・ブリーフィングの様子。各フラッグの解説も行われた。
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メガーヌR.S.を筆頭に最新ルノー車は今や走りのフランス車の代名詞だ。
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かつての106のようにサーキットの生息数を増やしつつあるプジョー208。
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フランス・イタリア車以外でも参加できるのがAHA走行会の魅力だ。
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普段は運営に徹するオートポワルージュの大竹さんも今回は106で参加した。
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ジェイ・エンジン永瀬さん(右)は、メガーヌR26.Rで参加。隣はオートプロ松島さん。
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オートプロのデモカー208envy。先日このクルマでエコカーレースにも参加したそうだ。
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パドックスイートの横には、イベント協賛のブースが設置された。参加者からの質問などに応えていた。
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高品質なオイルやケミカルで、クルマ好きのから信頼が厚いニューテックもブースを出店。
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フランスのアフターマーケットで支持されるオイルメーカー、ユニルオパールのブース。
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ノンポリマー、100%エステル・オイルで、欧州車ユーザーやショップから信頼されるアッシュ。
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1本目の走行枠がスタート。走行時間は30分間となる。続々とピットロードに繰り出してゆく。
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年式・国・メイクスなどバラエティーに富むクルマたちが、サーキット走行を存分に楽しむ。
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一瞬、「ワンメイクレース?」と思わせるほどに、昨今ルノー・メガーヌR.S.の人気はとても高い。
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走行後は1本目を走行してみての反省を踏まえて、セッティングを変更する参加者も見られた。
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1本目の走行後には恒例の番場教室も開かれ、ほとんどのエントラントが参加してアドバイスに耳を傾けた。
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サーキット走行での疑問点をプロドライバーに直接相談できるとあって、番場教室は大いに盛り上がった。
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その後はAHA名物のじゃんけん大会が行われた。協賛各社からの賞品を狙って、参加者は真剣勝負だ。
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2本目の走行枠がスタート。しかし、フランス車主体の走行会でこれだけの台数が集まるのはスゴイ!
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1本目の30分に対して45分と長丁場が用意された2本目。クルマを労う走行が求められる。
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……ということで、タイヤやブレーキのクールダウンも兼ねて、途中でピットインする車両が多く見受けられた。
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番場教室での教えに従い、ピットイン時にタイヤの空気圧のチェックと調節するエントラント。
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走行中にちょっとした異変をクルマに感じても、主催ショップのメカがすぐに診てくれるので心強い。
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クルマもドライバーもクールダウンしたら、再び本コースへ戻り、走りを存分に楽しんでいた。
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楽しい時にも終わりは来る。45分間の走行枠もチェッカーで終了。本日の走行はこれでおしまい。
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充分にサーキット走行を楽しみ、課題もクリアし、満足げにパドックへ戻ってくる参加者。
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プジョー208GTi by PS 小川選手
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プジョーRCZ-R 森下選手
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ホンダS2000 小林選手
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プジョー106 S16 竹川選手
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ルノー・メガーヌR.S. 星野選手
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ルノー・メガーヌR.S. 鈴木選手
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プジョー308GTi 伊藤選手
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プジョー208GTi 東原選手
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ルノー・メガーヌR.S. 星選手
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スバル・インプレッGDB 澤部選手
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ルノー・メガーヌR.S. 平島選手
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262アバルトGP SS 倉田選手
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スバルBRZ 稲葉選手
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アルファ・ロメオMiTo 恩田選手
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ルノー・ルーテシア R.S. Ph1 鈴木選手
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ニッサン・シルビア S14 吉川選手
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スバル・インプレッサGDA-F 伍嶋選手
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ルノー・メガーヌR.S. 塩尻選手
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VWゴルフGTi 中嶋選手
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プジョー208GTi 30th 藤澤選手
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APR VIVO REMO 106S16 神谷選手
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プジョー208envy
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ルノー・メガーヌR.S. 永吉選手
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プジョー306GTi 渡里選手
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プジョーRCZ 和田選手
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ルノー・クリオ2 RS?笑 菊池選手
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BMW M3B 吉田選手
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ルノー・メガーヌR.S. 芹澤選手
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ルノー・メガーヌR.S. 小川選手
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プジョー106 S16 志村選手
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ルノー・メガーヌR26.R 辻本選手
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ルノー・クリオ 林選手
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APR C2 CONCEPTベータ 橋本選手
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マツダ・ロードスターNB8C 荒井選手
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ポルシェ911 飯島選手
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ポルシェ911 赤城選手
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ルノー・メガーヌR26.R 永瀬選手
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ルノー・メガーヌR.S. 竹内選手
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BMW M3 三原選手
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アンフィニRX-7 長谷川選手
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アストンマーティン・ヴァンテージS 白井選手
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マセラティ・スパイダー 吉田選手
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プジョー106 S16 吉田選手
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プジョー106ラリー 菊川選手
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ポルシェ911 柴崎選手
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シボレー・コルベット 西選手
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プジョー106 S16 保崎選手
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プジョー106 S16 大竹選手