レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル

公開 : 2016.03.14 23:50  更新 : 2017.05.29 19:20

‘はじめて’ という言葉を使うならば、これは、はじめての ‘コンパクト・ラグジュアリーSUV’ ということになる。奇妙な形であるが、理解に苦しむほどではないというのが(皮肉をこめた)現時点での考えである。

そもそもイヴォークは、オフロードの走破性を大前提としたクルマではなかった。たしかに4WDではあるものの、本当にオフロードのことを考えていないことは、ヴィクトリア・ベッカムとコラボをした時から明らかだ。

ミニがクーペやペースマン、ロードスターにカントリーマンを思いついたことまでは理解ができる。けれど、SUVから屋根を取り外すって、一体どういうことなのだろう? うむ、よくわからない。

マーケティング部門だって、100%の自信もってイヴォーク・コンバーチブルを世に送りだしたわけではないだろう。エンジニアリング部門だって「屋根を取れと簡単にいわれても……」と、もっと頭を抱えたことだろう。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事