ロールス・ロイス・ドーン、日本国内で初公開

2016.03.16

ロールス・ロイスのオープン・トップ・モデル、ドーンが日本国内初披露され、その実車が公開された。

昨年夏に非公開で特別な顧客向けに内覧会が行なわれ、今年の1月21日より正式な受注を受け付け開始したモデル。ロールス・ロイスのラインナップでは、ファントム・ドロップ・ヘッド・クーペに継ぐオープン・モデルで、久々のニュー・モデルでもある。

そのドーンというネーミングは、1950年から1954年の間に僅かに28台が生産されたシルバードーンからインスピレーションを受けたもの。ドーンとは “夜明け” を意味する。

その心臓部は570ps/5250rpm、79.5kg-m/1500-5000rpmを発揮する6.6ℓV12で、トランスミッションは8速オートマティック。0-100km/h加速が4.9秒というパフォーマンスを発揮する。究極の走行快適性をもたらす “魔法の絨毯” に例えられる乗り心地は、新開発のサスペンションが採用されている。

その装備は、10.25インチ・ディスプレイを備えるインフォテインメント・システムや、レーダー/カメラを使用したエマージェンシー・ブレーキ・システム、ロール・オ−バー保護システム、LEDヘッドランプ、オートマティック・ハイビーム、熱源感知システム付きヘッドアップ・ディスプレイなど、言うまでもなくフル装備と言えるものだ。

デリバリーは、今年の夏からが予定されており、価格は37,400,000円だ。なお、このドーンは、アジア太平洋地域では日本が最も需要の高い市場になるという。



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