ヴォグゾール・カスケーダ

公開 : 2012.10.17 18:15  更新 : 2017.06.01 01:04

ヴォクゾール・カスケーダは、アウディA5カブリオレよりも大きい、フルサイズ4シーター・コンバーチブルだ。この新しいカスケーダは、アダム、アンペラ、そしてモッカといったモデルに追加されるヴォグゾール・ブランドとして2013年の3月に英国のショールームに並ぶことになる。

そのボディ全長は4626mmとアウディA5カブリオレよりも71mmも長いにも関わらず、その価格はエントリー・レベルで25,000ポンド(317万円)からと、A5カブリオレの29,445ポンド(373万円)よりもかなり低く抑えられているのが特徴。実際、カスケーダは、市場で最も安いフルサイズのコンバーチブルとなる。

カスケーダは、ヴォグゾールのフラッグシップとなるモデルで、現在のインシグニアよりも高いクオリティの素材でインテリアは構成される。そのルーフは、ハードトップ・タイプではなくファブリック製で、最高48km/h以内であれば17秒で開閉することができる。

フロント・サスペンションは、インシグニアVXRで初めて採用されたトルクステアを防止するハイパー・ストラットが、リアにはコンパウンド・クランク・ビーム・アクスルが採用される。また、ドライビング・モードを調整できるヴォグゾールのフレックス・ライド・アダプテック・シャシー・テクノロジーが装着されている。

捻れ剛性は43%、曲げ剛性は10%、アストラ・ツートップよりも上がっているという。特に、シャシーの下部を強化した結果、NVHはかなり改善されている。

組み合わせられるホイールは18インチから20インチまで。ブレーキはフロントがΦ326、リアがΦ325のディスクだ。

エンジンは、138bhpの1.4リッター、163bhpの2.0リッターCTDiディーゼルがメイン。192bhpの2.0リッター・ツインターボ・ディーゼルもラインナップに加えられる。

ファブリックのルーフは3色から選ぶことができ、ボディ・カラーは10色が提供される。

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