セアト・アテカ2.0 TDI 150 4ドライブ

公開 : 2016.03.17 23:30  更新 : 2017.05.29 18:43

セアトがリリースする2台のSUVのうち1台が、こちらのアテカ。プロトタイプの出来栄えを調べるために、われわれ一行はスペインに飛んだ。

■どんなクルマ?

爆発的に売れている日産キャシュカイ(日本名:デュアリス)が2代目となったことを考えると、セアトがSUVのカテゴリーに進出を決めたのは遅すぎる気もする。

けれど当のセアトはなんのその。5月からの反逆を目指し、さらにその後は、日産ジュークのライバルにあたる、ひと回り小さいモデルの投入も計画している。

最終的なディテールはまだ検討中だが、トリムは3種。S→SE→エクセレンスの順にグレードをあげ、£17,990(287万円)〜£30,000(479万円)となる。

エンジンは2種のガソリンと3種のディーゼルとなり、6速MTとオプションのデュアル・クラッチでは前者を選ぶカスタマーがここ英国では大半を占めるだろう。

プラットフォームはVWグループのMQBと共有。新型のティグアンにも使用されているものだ。駆動方式はFFを基本とし、ディーゼルのみ4WDが選べる。

懐疑的な読者ならば「だったらティグアンの焼きなおしでは?」とお思いかもしれないが、セアトはティグアンよりもスポーティーな性格であることを主張している。

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