ルノー・クリオ・カップ・レーサー
公開 : 2012.10.18 11:36 更新 : 2017.06.01 01:04
ルノーは第4世代のクリオのカップ・レーサーを発表した。
このカップ・レーサーは、2013年のクリオ・ユーロカップのためのマシンだ。英国ではこの新しいカップ・レーサーは2014年シーズンからとなる。
テストはこの8月から始まっており、ルノースポーツの手によってフランス国内のサーキットで3500km走行している。パワーは220bhp、トルクは27.5kg-mで、多くのサーキットでラップタイムは前カップ・レーサーよりも1秒以上速くなるとルノーはコメントしている。
エンジンは以前の2.0リッター自然吸気から、1.6リッター・ターボに変更されている。ギアボックスは6速で、オプションとしてパドル・シフトも選ぶことができる。
リア・スポイラーも専用で、200km/hで40kgのダウンフォースを生み出すという。その他、ルーフ・スコープ、17インチのスピードライン・コルセ・アロイホイール、Φ320のAP製ブレーキ、アジャスタブル・ダンパー、フル・ロールケージ、レース専用シートなども装備される。
第3世代のカップ・レーサーは、700台以上が販売されたが、多くのチームがこの新型にマシン・チェンジすると思われる。価格はVATをプラスして37,800ユーロ(392万円)だ。