ランドローバー・ディスカバリー・スポーツにパフォーマンス・モデルか
公開 : 2016.03.23 22:30 更新 : 2017.06.01 01:34
スカンディナヴィアにて、この数週間のあいだにキャッチした写真を観察するに、ディスカバリー・スポーツのプロトタイプには新しいデザインのフロント・マスクが採用される可能性が少なからずある。
AUTOCARのスパイ・フォトグラファーによると2.0ℓのガソリン・エンジンを載せているという。追加されたエア・インテークのことを考えると、ガソリン・エンジンを載せたパフォーマンス・モデルの可能性もある。
302psのインジニウム・ガソリン
英国内において、ディスカバリー・スポーツとガソリン・エンジンの組み合わせへの需要はさほど多くはないが、アメリカやオーストラリアにおける需要は多い。
フォードから供給を受ける241psのユニットで9速オートマティックを組みわせることで0-97km/hタイムは7.8秒と比較的好結果を既に実現している。
ローンチは18ヶ月後ではないかと予想されるプロトタイプから判断すると、パフォーマンス・タイプは302ps程度になるのではないかと考えられる。
ただ、当のランドローバーは、英国内にガソリン・エンジンを搭載するディスカバリー・スポーツを導入する予定はないとしている。XEの方に優先するようだ。
パフォーマンス・モデルはあくまでニッチ
ランドローバーのラインナップにパフォーマンス・グレードを追加すること自体、あまり相応しくないような気もするが、決して無視できないモデルであるのは事実。
リア・エンドはよりドラマティックになることが予想され、具体的にはリア・バンパー、テールゲート・スポイラーなどが改変されるのではないだろうか。
また、少なくとも20インチの大径ホイールと、大型のブレーキが採用される可能性が高い。当然4WDとなり、ギアボックスは9速ATを組み合わせるだろう。
価格は£44,000(702万円)を超えることが予想される。