メルセデス-AMG C63カブリオレをアンヴェール

公開 : 2016.03.24 23:25  更新 : 2021.01.30 21:38

メルセデス・ベンツのAMGディビジョンは、ニューヨーク・モーターショーでC63カブリオレを公開した。ソフトトップをまとったこの4シーター・モデルの発売は10月の予定で、価格は£66,000(1050万円)程度と見込まれる。

C63カブリオレの心臓部は、昨年ローンチされたC63クーペ同様に、2種類の出力が設定される。

4.0ℓV8のツインターボ・ガソリンエンジンは475ps、66.2kg-mを発揮。上位モデルのC63 Sでは、これが510ps、71.3kg-mというスペックになる。

駆動力は、AMGのパドルシフ付き7速スピードシフトATを介し、後輪に伝えられる。標準モデルには機械式ディファレンシャルを装備、C63 Sには電気式ディファレンシャルを奢る。

車両重量は、C63が1910kg、C63 Sが1925kgで、0-100km/h加速はそれぞれ4.2秒および4.1秒だ。最高速は、いずれも250km/hに制限されるが、ドライバー・パッケージの適用により280km/hまで伸ばすことができる。

足まわりは、フロントが改良型の4リンク式、リアはC63クーペにも使用するマルチリンク式だ。ホイールは標準モデルが18インチ、Sには19インチが与えられる。両モデルともに、コンフォート、スポーツ、スポーツ+の3モードから選べる可変ダンピングシステムを搭載する。

スタイリング面では、多くをC63クーペと共有するが、フロントバンパーや大型のエアダクト、一体型フロントスプリッターに手が加えられている。

また、アルミ製のボンネットは、Cクラス・カブリオレに比べ60mm長いものが新たに用意された。

ルーフは、完全自動開閉式ファブリックルーフを採用し、50km/h走行時にもボタン操作ひとつで開け閉めを行うことができる。ブートスペース容量は355ℓ。多層構造ルーフがトノカバー下部に収納されたときでも、270ℓの荷室容量を確保している。

標準設定のルーフ以外にも、アコースティック・フードをオプション設定しており、これにはノイズ削減を目的にサウンド・デッドニング素材を施している。

▶ 2016 ニューヨーク・モーターショー

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