キア・カデンツァをニューヨークで公開
公開 : 2016.03.24 22:40 更新 : 2021.03.05 21:36
キアは、2017年モデルのカデンツァをニューヨーク・モーターショーで発表した。
このクルマは英国導入される予定はないものの、キアの新デザイン・ラングエッジの方向性を垣間見れるものとなっている。
デザインのハイライトは、キアのタイガー・ノーズ・グリルである。また、ジグザグ・スタイルのLEDデイタイム・ランニング・ライトが角度の強いライトクラスターと組み合わされているのも真新しい。
このジグザグLEDは、リアの複雑な形のライト・クラスターにも採用されている。その上部には、メルセデスのモデルに採用されてから広まったクロームのストリップが覆う構成だ。
新型カデンツァの特徴は、ドライバー支援システムの充実で、ブラインドスポット・ディテクション、自動緊急ブレーキ、前方衝突警報システムなどが搭載される。
また、ヘッドアップ・ディスプレイや俯瞰カメラも新機能に含まれるほか、キーを3秒以上近づけることで自動的にひらくスマート・トランクも装備している。
ほかにもワイヤレス・スマートフォン・チャージャーや、オプティマ・スポーツワゴンに採用されたAndroid Auto、Apple CarPlayも搭載される。
メカニカル面では、ステアリングやシャシーにアルミを導入したようにハイテン材の使用を今回から多くしている。
8速ATは、従来型の6速トランスミッションよりも軽量化された。また、セレクティブ・ダンピング・システムは、優れた快適性を実現することに成功している。
2世代目のカデンツァの発売は2016年後半と予想され、現行型を販売している地域に導入していくようだ。