フォード・マスタング5.0 V8 GTコンバーチブル
公開 : 2016.04.01 23:40 更新 : 2017.05.29 18:53
マニュアル・ギアボックスの操作感は、拳に力をいれなければ、ゲートにインサートできないが、いかにも機械を操っている感じ。ATはなめらかな動作をするが、パドルによる反応は最速とはいえない。
ただ、コンバーチブルゆえのくつろいだドライブをするのであればATの方が適しているだろう。
車格が車格だけに(先代よりもワイドで長い)、パーキング・センサーが有償オプションになっている点はがっかりだ。£38,495(620万円)という車両価格を考えれば考えるほど、もうフォードには少し太っ腹でいてほしいと感じる。
対するインテリアは外観から想像するよりもタイトだ。仮に後席に人を乗せるのであれば、足が細く小柄な人でないとむずかしいだろう。前席は広々としているが、使用する素材の質感にはさして感動しない。見た目はいいのだが、チープなプラスティックで溢れかえっているのが現状である。