2017年モデルの日産GT-Rを日本初公開

2016.04.01

おそらくこれが現行GT-Rの最終形と思われる2017年モデルの日産GT-Rが、4月1日、日産グローバル本社ギャラリーで初公開された。海外ではニューヨーク・モーターショーで既に公開されたモデルとなる。

この2017年モデルのGT-Rのポイントは3つ。空気抵抗・ダウンフォース・冷却性能の3つの要素を高次元でバランスさせながら同時に洗練と存在感を際立たせた、GT-Rらしいエクステリアの深化。プレミアム・スポーツカーにふさわしい高品質なインストルメントパネルと、高度なヒューマン・マシン・インターフェイスを備えた、意のままの走りを支える新コクピットを備えたインテリアの深化。そして、GT-Rならではの磨き上げたエンジン・トランスミッション・ボディ剛性と、しなやかで安定感のある走りをサポートするハンドリング性能の高次元のバランスをとったテクノロジーの深化だ。

エンジンは、3.8ℓV6ツインターボがそのまま搭載されるが、パワーは545psから565ps/6800rpmへと20psアップされ、トルクも64.6kg-m/3300-5800rpmへと若干ながら向上している。また、1、2速のシフトチェンジ・タイミングを向上させるなどの改良が施されている。さらに、ボディ剛性もアップされると共に、ホイールは新デザインの20インチが与えられている。

インテリアは新しいコクピットや、新デザインのステアリング・ホイールが与えられた他、インテリア・カラーは従来の2色に加え、タンとアーバンブラックの新色2色が加わった。また、パドル・シフトはステアリング・ホイール連動型からステアリング・ホイール固定型に変更されている。

日本での発売時期は今年後半になる予定で、価格はまだ発表されていない。


関連テーマ

おすすめ記事

 
最新国内ニュース

人気記事