寺田陽次郎のチームTERRAMOS、2016年のレース参戦体制を発表
2016.04.05
3台のロードスターNR-Aとともに映るのは、今シーズンのロードスター・パーティレースⅢに参戦する面々。寺田陽次郎が率いるチームTERRAMOS(テラモス)の3選手だ。
寺田が若手ドライバー育成を目的に結成したこのチームの2016年レース参戦体制発表会が開催された。
ロードスター・パーティレースⅢは、本年から北日本シリーズ、東日本シリーズ、西日本シリーズの3シリーズをスタート。Mr.ル・マンのチームからは、梅田剛選手(写真左)がNDで、藤井順子選手(同中央)がNCで東日本シリーズに、鎌倉裕貴選手がNDで北日本シリーズに参戦する。
寺田は本シリーズについて、「本当にイコール・コンディションのレースだから腕が上がる。レースといったらお金が掛かるものだが、このレースは市販車で参戦でき、300万円ほど出せば楽しめる。わたしはレースキャリアを通して、海外のレースドライバー達が、プロらしい行儀の良さを持っていることに感心した。だから、このメンバーは速く走るだけでなく、スポーツマンとしての正しい生き方を表現してもらいたい」と語った。
梅田、鎌倉選手が駆るロードスターNR-Aは、ナンバー付き車両ながらロールゲージなどの安全装備の装着だけで同シリーズに参戦できる。デイリーユースはもちろん、レースにも参戦できるマツダならではの心意気が感じられるモデルだ。
ロードスター・パーティレースⅢの初戦は、北日本シリーズは今週末4月10日のマツダファン東北ミーティング in SUGOで、東日本シリーズは5月5日のコカ・コーラ・オールドナウ・カーフェスティバルで、西日本シリーズは5月28日の全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦を舞台に開幕する。