クリオ・ベースのSUVは2013年に登場
公開 : 2012.10.23 16:12 更新 : 2017.06.01 01:04
新しいルノー・クリオをベースとしたコンパクトSUVは、来年生産が開始される予定だ。
2011年のジュネーブ・モーターショーで、キャプチャー・コンセプトとして登場したこのモデルは、来年3月にはルノーと日産のアライアンスのBプラットフォームをベースとしたモデルとして登場することになる。
プラットフォームは、新しいジュークと共用することとなり、全長は4.1mになるだろう。ネーミングは未定だが、予想イラストのように、そのスタイルはクリオ4を強くイメージしたものとなる。そのフロント・グリルやヘッドランプは、クリオそのものとなろう。
パリ・モーターショーで、ルノーのデザイン・チーフ、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーは、「クリオ・クロスオーバーの存在は、ルノーの生産を大規模に戻すチャンスを生み出すことになる」と語っていた。
ダチア・ダスターの経験が、ルノー・クリオSUVを造り出すための大きなヒントとなったともいう。
この新しいSUVのエンジンは、クリオ・ハッチバックのものがそのまま受け継がれるようで、74bhpの1.2リッター自然吸気、89bhpの0.9リッター・ターボ、118bhpの1.2リッター・ターボ、そして89bhpの1.5リッター・ディーゼルがそのラインナップとなるだろう。
その駆動方式はFWDのみ。
ルノースポーツ・バージョンも用意されるかもしれない。そうなった場合、エンジンは、197bhpの1.6リッター・ターボとなるだろう。