メルセデス・ベンツ、エコ・エンジンを推進

公開 : 2012.10.23 17:27  更新 : 2017.06.01 01:04

メルセデス・ベンツルノーとの共同開発による4気筒ガソリン・エンジンは、BMWの3気筒エンジンと同程度以上の燃料効率を稼げるとメルセデス・ベンツは予測している。

事実、1.2リッターの4気筒ガソリンと、1.5リッターの4気筒ディーゼルは、BMWの1.5リッター3気筒エンジンよりも効率が良い。

「われわれは3気筒エンジンを必要としない。というのも、4気筒エンジンが、BMWの3気筒エンジンと同程度の燃料効率を持つからだ。」とメルセデス・ベンツのパワートレーン戦略室のヘッド、ジャーゲン・デューリングはAUTOCARに話した。

2020年のEU7に規定されている95g/kmにするには、現行の140g/kから45g/kmも引き下げなければならない。それは重要な戦略となる。

しかし、メルセデスは「2020年でも、メルセデスの顧客は、大きいパワフルなクルマを購入することが可能だ。」という。

その秘密はプラグイン・ハイブリッドにある。

「E300ハイブリッドの109g/kmはスタートラインだ。」と彼はいう。将来は4台に1台がプラグイン・ハイブリッドになるとデューリングは予測する。また、CO2を減らすため、ボディの軽量化も引き続き行なっていくという。

「われわれが新型を製作する際には、常に14%の軽量化を目標としている。」という。

更に、メルセデスのブルーテック・テクノロジーは、EU7に直ぐに対応できると、コメントしている。

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