フォルクスワーゲン・ティグアン2.0 TSI
公開 : 2016.04.06 23:30 更新 : 2017.05.29 18:57
すでに雪上で試した2代目のフォルクスワーゲン・ティグアンを、今回はドイツ・ベルリンの公道で試し、完成度を見極める。
■どんなクルマ?
フル・モデル・チェンジを果たした2代目のティグアン。英国では2007年のデビュー以来、毎年販売台数を伸ばしており、全世界売上げも3位。VWにとって、徐々に大切なポジションとなりつつある。
だからこそ、抜本的な変更を避け、長所を堅実に伸ばす方針にしたフォルクスワーゲンは、ソリッド感あふれるボディの下にはお馴染みのMQBアーキテクチャーを使用した。新型セアト・アテカと共通だ。
ボディは前後、左右ともに先代よりも拡張されているが、高強度鋼を賢く用いることで、わずかに軽くなっている。テスト車は181psを発揮する2ℓ直列4気筒ガソリン・エンジンを搭載している。