今買えるクルマ、トップ50 ― 50〜26位
公開 : 2016.04.09 22:55 更新 : 2017.06.01 01:34
今買えるクルマのトップ50を決めるこの企画。ルールは簡単。われわれの独断である。現在、英国で販売中のモデルのなかから、価格/クラスを問わず、経験と技術的見地を軸に考慮、格づけしていく。
AUTOCAR内部の編集部員と寄稿家がそれぞれが候補をあげるわけだが、そのうち37台は満場一致だったものの13台は長い長い議論を呼んだ。結果的に定まった50台には、現時点ではそれぞれが満足している。
50〜26位
50位 – マツダ3(日本名:アクセラ)
トップ50入りした3台マツダ車のうち、最初の1台がマツダ3だ。このクルマが50位なのだから、トップ50入りの厳しさが、おわかりいただけるはず。乗ってよし、見た目よし。これが好評化の理由となった。
49位 – ヴォグゾール・アストラ
ヴォグゾール・アストラは、現行型で大きな進化を遂げた。特にアピアランスを裏切らないドライブ・フィールをAUTOCARは気に入っている。ワールド・クラスのスペックとパッケージングがこのクルマの売りだ。
48位 – アウディA6オールロード
オールロード、オールウェザー。場所と気候を選ばないこのクルマにディーゼル・エンジンを載せるならば、まさに鬼に金棒。アジリティさえもっと優れていれば、20位はうえのランクにつけたかもしれない。
47位 – モーガン3ホイラー
赤外線誘導ミサイルのような走りは、ワイルドでありながら、かつてのクルマのようなビンテージ感もある。正気の沙汰ではない高速域のマナーはピュリストのためのもの。これよりエキサイトできるクルマはあまりない。
46位 – ゼノスE10 R
ケータハム、ロータス、アリエルにモーガン。刺激的なクルマを有するが、ゼノスのハンドリング・バランスとシンプルネスに肩を並べるものはない。パフォーマンス・バリューという言葉はこのクルマのためにある。
45位 – ランボルギーニ・アヴェンタドールSV
カーボンファイバー製のコンストラクションと、エアロダイナミクスを重視したボディワークを持ちあわせているというのに、どうしてこれほどまで古典的なのか。お金で買える刺激が欲しいならば、こちらをどうぞ。