ヘネシー・パフォーマンスは創立25周年のビデオの中で、ヴェノムGTが450km/hという世界最高速をマークしたことを明らかにした。このヴェノムGTは、昨年のSEMAショーで公開されたヴェノムGTをアップグレードしたもので、その7.0ℓツインターボ・ユニットは、それまでのエンジンより210psパワーアップされた1470psを発するものへと換装さえている。

パフォーマンスは0-96km/h加速が2.4秒、そして0-162km/h加速が4.4秒というモンスター・マシンだ。

最高速が記録されたのは、4,500mの長和を持つケネディ宇宙センターの、スペースシャトルの着陸用滑走路だ。この場所は、2014年にもヘネシーが一般市販車最高速度記録をマークした場所でもある。

公式な最高速度は後ほど発表されるが、関係筋によれば450km/hをマークしたというのだ。

このヴェノムが記録を叩き出す前の記録はブガッティ・ヴェイロンが打ちたてた432km/hだった。また、ブガッティの新しいシロンは、リミッターによって最高速が420km/hに制限される。