スコダ・ビジョンSコンセプト

公開 : 2016.04.13 23:40  更新 : 2017.05.29 18:39

また、クリスタル調のグリルや切りたったミラーが、より現実的なものになり、マフラーの出口やインテリアも見た目重視のものから、製品らしいものになるはずだ。

コンセプトは、それぞれ2座の3列であり、ダッシュボードには極めてワイドなタブレット型ディスプレイを組みあわせる。2列目にも控えめなディスプレイがある。

外観は、大胆なラインが目を引く。ヘッドライトの下には小さなライト群が加わり、ホイール・アーチはいかにもワイルドな佇まいだ。ガラスは前後に狭い。

インテリアも独自の言語を使用しており、結果的にどのメーカーのクルマとも似ていない。同時にスコダが掲げる ‘Simply Clever’ の旗幟もきちんと守られている。

ちなみにスコダは、2019〜2020年のあいだに4WDプラグイン・ハイブリッドをスパーブと呼ばれるモデルに適合させる予定だと明かしている。

ビジョンSにも156psの1.4ℓTSIガソリン・エンジンと40kWの電気モーターが搭載されており、リア・アクスルは85kWのモーターがダイレクトに駆動する。

これらハードウェアは、フォルクスワーゲン・グループのMQBアーキテクチャーとともに共有する形をとり、2020年あたりにビジョンSでも選べるようになる。

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