ミドルクラス・ミニバン専用タイヤ、新トランパスを発売
2016.04.14
東洋ゴム工業は、ミニバン専用タイヤ、トランパス・シリーズの新商品として、トランパスML(エムエル)を6月1日より発売すると発表した。
同社は1995年、他社に先駆けミニバン専用タイヤのトランパスを日本市場に展開。近年のミニバン市場においては、力強い外装と高級感をあわせ持つミドルクラス・ミニバンの上級グレードが支持を集めることに着目し、このセグメントを一つの新カテゴリーであると捉えた。
新製品のトランパスMLに使用されるゴム材料開発には、東洋ゴム独自の技術、ナノバランス・テクノロジーを駆使。ナノレベルで素材設計と加工の最適化を行ない、ロングライフを実現する耐摩耗性能を確保。同時に、タイヤラベリング制度の転がり抵抗性能「AA」グレード、ウェットグリップ性能「b」グレードを獲得した。
トレッドデザインは、力強い外装を持つミドルクラス・ミニバンにマッチする鋭角でシャープなデザインとし、タイヤの一部だけが摩耗してしまう偏摩耗を抑制する非対称パターンデザインを採用。これは、ワイドトレッド・プロファイルにOUT側高剛性リブと低溝容積化を行い実現した。
また、重心が高く車重のあるミニバンにシッカリ感を追求するため、スーパー・ハイターンアップ構造とし横方向への剛性を確保。フラつきを軽減させた安定感ある走行性能を獲得したという。
サイズは17サイズで、価格はオープン。