マセラティ・クアトロポルテをスクープ
公開 : 2012.02.21 20:58 更新 : 2017.06.01 00:54
2013年度の第1四半期に販売が予定されているマセラティ・クアトロポルテのテストシーンをスクープした。但し、マセラティは、この新しいV8スポーツ・サルーンを9月のパリ・ショーが2013年1月のデトロイト・ショーでデビューさせるかを決めかねているようだ。
コードM156の名前で開発されている新しいクアトロポルテは、次に予定されているミッドサイズのサルーンのために、更にアップマーケットを狙うモデルへと変貌を遂げるようだ。内部的にはM157と呼ばれる新しいミッドサイズ・サルーンは、ジャガーXFやBMW 5シリーズをライバルとして想定している。そのM157は、V6のガソリン・エンジンとディーゼル・エンジンが搭載され、2013年秋のフランクフルト・モーターショーでデビューし、同じ2013年のうちに販売が開始される。
新しいクアトロポルテは「新しい」プラットフォームに基づくとマセラティは主張しているが、それはクライスラー300Cと基本を同じにするようである。現在のモデルに装備されている6速オートマチックの代わりに、スタート・ストップ・システムを採用したZF製の8速オートマチックが搭載されることは決定している。また、V8エンジンは、新たなチューニングが行われるという。
新しいルックスは、現行モデルの正常進化型だが、マセラティが言うところのGセグメントのスーパー・ラグジュアリー・ポジションを得るために、より高級な外観が与えられるということだ。