ポルシェ911 GT3 RS 4.2は525psか
公開 : 2016.04.20 22:50 更新 : 2017.06.01 01:33
ポルシェが現行のGT3 RSよりも、さらにパワフルなモデルを開発中であるという噂は以前からある。
現行RSの4.0ℓエンジンのボア×ストロークはφ102×81.5mmだが、インサイダーいわく4.2ℓのエンジンはストロークが85.1mmになるようだ。
RUFは今年のジュネーブ・モーターショーで、964型の911をベースとしたSCR 4.2を公開している。こちらは水冷式の4.2ℓフラット6を搭載。525ps/8370rpmと51.0kg-m/5820rpmをそれぞれ発揮する。
どうしてここでRUFの話題を出したかというと、このユニットは、これからポルシェがどういった方針であるかを示すのだとインサイダーがいうからだ。
同時にスパイ・フォトグラファーが、ドイツ国内で大きく開いたエア・インテークをもつ異なったバンパーと、新しい排気システムを組みあわせるGT3 RSをベースとしたモデルを幾度となく目撃している。
またこちらはリア・ディフューザーも大きくなり、911 Rのデザインに近いものを使用している。これが4.2ℓのGT3 RSかどうかをポルシェに聞いたところ、明確な答えは避けられたが、既存モデルと異なったスペックのモデルを開発中であることは認めた。
モデル・サイクルのなかで、従来よりもパワフルなモデルを投入するのはポルシェの常。GT3 RSの開発が進んでいることは確実であり、また新型の911は2018年までデビュー予定がないということもわかっている。
となればGT3 RSのパワー・アップ版が開発中であったとしても不思議ではない。売れるかどうかは別として。