新型BMW X5がニュルブルクリンクで初テスト
公開 : 2016.04.21 22:20 更新 : 2017.06.01 01:33
次世代のBMW X5のニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでのテストを初めてキャッチした。
そのデザイン・コンセプトは現行のX5に近いものとなっているが、ヘッドランプ・クラスターとフロント・グリルがバンパーに組み込まれた形状となる。
BMW 7シリーズと同様のCLAR(クラスター・アーキテクチャー)プラットフォームを持つのも特徴。このプラットフォームは、スティール、アルミニウム、カーボンファイバー、マグネシウムをメインの素材に使用したもので、現在2030kgあるX5の最軽量モデル、xDrive 35iよりもかなり軽く仕上がると思われる。
プラグイン・ハイブリッド・モデルや、600psオーバーのX5 Mなども、スタンダードなX5が登場した後に追加されると考えられる。但し、X5 Mは、比較的速い時点で追加されることが通常なので、X5 Mが登場するのはそう遅い次期とはならないだろう。
BMWの関係筋によれば、次のX5のラインナップも、4気筒、6気筒、8気筒の3つのエンジンが用意される。
なお、現行X5はここ数ヶ月のうちにモデル中期のフェイスリフトが施される予定だ。また、2017年にはフラッグシップSUVであるX7が登場する予定。そうなると、X5がBMW SUVのトップ・モデルではなくなることになる。