BMW4シリーズ・クーペ/カブリオレ/グラン・クーペに新世代エンジン

2016.04.22

BMWは、4シリーズ・クーペ/カブリオレ/グラン・クーペに、優れた環境性能と高い動力性能を実現した新世代ガソリン・エンジンを新たに搭載し、発売した。

今回搭載される新世代モジュラー・エンジンは、モジュール構造を採用したエンジン・ファミリーで、気筒あたり排気量が500ccのシリンダーを直列に配置して、総排気量に応じて幅広い出力範囲を実現するもの。

また、全てのエンジンは、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用。主なスペックは下記の通り。

420iクーペ/グラン・クーペの新世代2.0ℓ直列4気筒ガソリン・エンジンは、最高出力184ps/5000rpm、最大トルク27.5kg-m/1350-4600rpm。

BMW 430iクーペ/グラン・クーペの新世代2.0ℓ直列4気筒ガソリン・エンジンは、252ps/5200rpm、35.7kg-m/1450-4800rpm。

BMW 440iクーペ/カブリオレ/グラン クーペの新世代3.0ℓ直列6気筒ガソリン・エンジンは、326ps/5500rpm、45.9kg-m/1380-5000rpm。

特に、BMW 440iに搭載される新世代3ℓ直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンは、従来モデルであるBMW 435iに比べ、最高出力を20ps、最大トルクを5.1kg-m向上した。一方で、燃料消費率(JC08モード)は、420iクーペおよびグラン・クーペが16.0km/ℓ、440iが12.3km/ℓと、最大で約10%向上している。

装備面では、4シリーズ・クーペ/カブリオレ/グラン・クーペは、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、前方の車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」など、安全性を高める標準装備機能にくわえ、今回さらに全モデルに「レーン・チェンジ・ウォーニング」を追加し、装備の充実化を図った。

「レーン・チェンジ・ウォーニング」は、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両を警告することで、安全な車線変更をサポートするシステム。

価格は、4シリーズ・クーペが5,230,000円から8,090,000円。同カブリオレが8,830,000円から9,010,000円。同グラン・クーペが5,280,000円から8,150,000円。

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