アウディTT RS、北京でデビュー

公開 : 2016.04.25 22:53  更新 : 2017.06.01 01:32

2代目にあたるアウディTT RSのクーペとロードスター・タイプの両方が北京モーターショーでデビュー。10月には英国内で販売が開始される予定だ。

4WDのTT RSは、内製の2.5ℓ5気筒ガソリン・ターボを組み合わせており、従来のスチール製のブロックからアルミニウムに置き換わることで重量はハード・トップのモデルで10kg軽くなっている。

401psのエンジンは0-100km/hタイムは3.7秒をマーク。先代のTT RSプラスにデュアル・クラッチ・ギアボックスを組みあわせたモデルより0.4秒速く、最新のポルシェ718ケイマンSよりも0.5秒速い。

ロードスターはハード・トップのモデルよりも90kg重くなり、0-100km/hタイムは3.9秒。それでも先代より0.3秒速くなっている。最高速度はハード・トップもソフト・トップも249km/hに制限されている。

1700〜5850rpmのあいだで最大トルクは48.9kg-mに到達する。ギアボックスはデュアル・クラッチが標準。ローンチ・コントロール・システムはすべてのモデルに組み合わさり、シフト・パドルからも変速が可能。

車高はスタンダードのTTよりも10mm下がり、スプリングとダンパーはより硬質なものに置き換えられている。ホイールは19インチが標準だ。クーペの車重は1440kgで、ソフト・トップは1530kgとなる。

外観は、前後バンパー、ドア・シルの意匠が変わっている。エグゾースト・パイプも楕円形のものとなり、リアには固定式の大型スポイラーがつく。これよりやや控えめなスポイラーもオプションで選べる。

さらにオプションとしてOLEDのテールライトも選べる。4つのエレメントで構成されており、TTのロゴやアウディのエンブレムをデザインとして取り入れている。

▶ 2016 北京モーターショー

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事