14° Dino Meeting in HAMANAKO

2016.04.24

イベント

text & photo：Kazuhide Ueno (上野和秀)

“Dinoという素晴らしいクルマを１台でも多く元気な姿で存続させる”を基本理念に活動するのがディーノ・クラブ・オブ・ジャパンだ。メンバーと共にディーノをより深く楽しむため、様々な活動を行っているが、クラブにとって最大の年次イベントがディーノ・ミーティングである。

開催場所は毎回関東、関西の両エリアからアスセスし易い場所が選ばれているが、14回目となった今年は蒲郡と浜名湖エリアを舞台とし、2ディで開かれた。首都圏、関西地区からの参加はもちろん、東は群馬、栃木、西は九州の大分や岡山から、熱心なメンバーが所有する206gtから246gt/gts、そしてディーノ・ファミリーであるがフィアット・ディーノ・スパイダー2000の30台、64名が集まった。当初のエントリーでは32台あったのだが、直前のアクシデントや土曜のみの参加などでこの台数になったそうだ。

初日は蒲郡にあるラグー・ナテンボスが集合ポイントとされ、ここの地中海レストランでランチ・パーティからミーティングがスタート。久しぶりの再会に話しが弾み、ランチを楽しんだあとは、新東名を経て奥浜名オレンジロードで景色を横目に宿泊先のザ・ヴィッラ浜名湖まで、ディーノを連ねてのショートツーリングを楽しんだ。

ディナー・パーティではワンメイク・クラブらしく、メンバーが関連パーツやグッズなどを持ち寄って行われる「ディーノ・オークション」で盛り上がった。

メインとなる2日目は、ザ・ヴィッラ浜名湖のグリーン上にディーノを並べてのミーティングだ。前夜雨に見舞われてしまったが、当日は朝から快晴に恵まれ、イベント日和となった。開会の挨拶のあとは、ディーノを囲んでトラブル解決の相談や、メンバー同士の歓談、写真撮影等を楽しんでいた。

ここでは特別なプログラムは用意されず、ビンゴゲームとディーノを題材としたフォト・コンテスト程度。ガーデンに設けられたテーブルでディーノを眺めながら仲間と共に味わうランチは、いつになくおいしかったに違いない。ディーノ・ミーティングでは、あくまでもメンバー同士の親睦と情報交換が、なによりも優先されるアットホームな雰囲気が印象的だった。

最後にフォト・コンテストの結果発表が行われたあとは自由解散とされ、メンバーはディーノ・サウンドを響かせながら帰路についていった。

ここではイベントの模様と、日曜に参加した様々なタイプ、カラーを纏う29台のディーノ全車をお目にかけよう。