しかしほかのどのクルマとも異なった売り方をマヒンドラは選んだ。ファースト・コンタクトはオンラインで行い、価格やディテールもサイト上で確認する。

試乗の予約もネット上だ。試乗ルートはロンドンの大きなショッピング・センターとバーミンガム、ミルトン・キーンズ、ブリストルとなる。

もし仮に購入を決断した場合、家までクルマが届く。サービスを受けたい場合は、担当者が家のベルを鳴らす。

■どんな感じ?

e2oに近づく。全長が短く、横幅が狭く、背が高いことがわかる。2枚のドアの内側には4つのシートが収まっている。チューブラー・スチール・シャシーの前後にはストラット・サスペンションが組みこまれている。

リア・シート下にあるエレクトリック・トラクション・モーターが生みだすのは43ps。後輪を駆動する。165kgのリチウム・イオン・バッテリーの容量は15.5kWh。満充電までの時間は90分である。

充電が空になるまで97km〜129km走れるとのことで、あなたの運転マナーによって上下するはずだ。‘リバイブ’ システムも備わっているから、通常のシステムがダウンした場合、そこから12.9km走れるので安心である。