マヒンドラe2o
公開 : 2016.04.28 23:20
実際にドライブすると、評価は ‘良’ というより ‘可’ といったところだろうか。さすがに60km/h以下だと遅い。しかし小ささを利したすばしっこさは、シティ・カーとして重要な要素をクリアしているといえよう。
パワステは軽い。しかし遊びが多く、実際に車体が向きを変えるまでにかなりのラグがある。ブレーキも不安だ。シート高も高く、形状は平板。サイド・サポートもゼロといっていいだろう。よってコーナーで滑る。
ふつうの小型車のドライバーならば、予想だにしないようなスリップをすることもあったし、楽しさという点においてもかなり簡略化されているように感じた。
■「買い」か?
およそ600台がロンドンの街中を走ることになるだろう。ユーティリティと耐久性に関しては私自身も特段、心配をしていない。これからさらにマヒンドラは、ブランドとしての勢いを増すことも、確実視していい。
しかし私は、快適性と絶対的な能力において、e2oは改良すべき点が多いと思っている。
ただパーキンソンの意見にも賛同できる部分は多い。ひとつははサイズという点で絶対的なアドバンテージを得るという点。そしてランニング・コストを圧倒的に安くできる。ここに関しては、興奮と期待を体感した。
マヒンドラe2oテックX
価格 | £14,995(237万円) |
最高速度 | 101km/h |
0-100km/h加速 | 18.0秒 |
CO2排出量 | 0g/km |
乾燥重量 | 942kg |
エンジン | モーター |
最高出力 | 144ps |
最大トルク | 9.3kg-m |
ギアボックス | シングル・スピード |
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