FCA、グーグルの自動走行技術を導入か
公開 : 2016.04.30 22:50 更新 : 2017.12.14 12:31
伝えられるところによれば、フィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)は、グーグルがオーナーであるアルファベット社とテクノロジー・パートナーシップを結ぶという。
ブルームバーグやウォール・ストリート・ジャーナルを含む複数の情報筋が伝えたもので、ジープ、アルファ・ロメオ、マセラティといったブランドのモデルに、グーグルが開発している自動運転テクノロジーを採用しようというものだ。
グーグルの技術ががこの分野に於いては最前線にあるのは知られているとおりだが、この技術を採用することによってFCAは世界初の自動走行車両をリリースかもしれないというのだ。
また、この自動走行技術をクルマに導入するための仕組みはFCAが開発するという。これは、Apple CarPlayのようにソフトウェアのひとつとして、クルマに導入できるものになるという。
AUTOCARではこの件についてFCAにコンタクトをとったが、現時点ではコメントすることはできないという回答だった。
アルファベットは以前、GMと会談を持ったことがある。この時は、開発したソフトウェアのデータの所有権をめぐる折り合いが付かずに、結局、取引は終わってしまったという。また、フォードとグーグルが昨年、会談を開いているが、その後は何も発表がない。
今週初め、グーグルは。政府が自動走行技術の導入のための法整備を行うように、フォードを含む4つのブランドと共に申し出を行っている。