プジョー508のモデルチェンジは、2018年に

公開 : 2016.05.09 22:40  更新 : 2017.12.14 12:31

プジョー508が、今後モデルチェンジされて、同社のラインナップに残ることをマキシム・ピカットCEOが認めた。しかし、コア・マーケット以外にもアピールできるよう、スタイリングに変化が与えられるようだ。

この大きなファミリーサルーンおよびエステートは、フランス、スペイン、ベルギーといった地域でよく売れている。とくにフランスでは、セグメント内で20%のシェアを誇る。ただし、英国を含む他のマーケットでは、プレミアムサルーン勢に苦戦気味だ。2011年の発売初年度は、75000台販売したにもかかわらず、昨年は45000台に満たない。

ピカットは、508のリプレイスについて「欧州の売上の平均と比較すれば、508のリプレイスは実施するに値するし、利益を生むはずだ」としている。その時期については、モデルサイクルの終わる2018年前後となるようだ。

「われわれが再び、全長4.8mのサルーンとして設計するかどうかは、一考の余地がある。そもそも、このセグメントはカスタマーが離れつつあり、セールスも減少傾向にあるのです。このため競争力を上げるためになんらかの可能性を探ることになるでしょう。今のところ、これ以上は明かせませんが」

いずれにしても、508のモデルチェンジは、PSAグループの戦略次第である。DSのラインナップには、ラージサルーンを追加するとも言われているし、シトロエンも快適性とスタイリングを重視したモデルを投入するようだ。


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