パガーニ・ウアイラにパッチェット・テンペスタとネーミングされたサーキット走行を目的としたパッケージの提供を始めた。価格は€160,000(1,977万円)に地方税というもので、これは新車のホンダNSXが買ってなおお釣りのくる価格だ。英国ではVATを含むと£150,000(2,350万円)となる。

今年のジュネーブ・モーターショーでウアイラBCと共に公開されたもので、新車に組み込んだ場合は£800,00(1億2500万円)に上る。

既存のウアイラのオーナーにはパックとして後付が可能。このパックには、大きなフロント・スピリッター、リア・ディフーザー、そして改良されたアンダートレイなどといったエアロダイナミクス・アップグレードが行われる。また、ホイールも専用のものとなる。

6.0ℓのツインターボV12ユニットは、AMG製で、740ps、102.0kg-mというパワー、トルクに変更はない。

サスペンションのセットアップが変更され、チタン・エグゾーストが与えられることになるが、標準的なウアイラの0-100km/h加速3.2秒、最高速度370km/hからどのようにパフォーマンスがアップするかどうかはアナウンスされていない。

ランボルギーニ・ウラカンのカーボンファイバー・エアロ・パックが最近リリースされたが、こちらは£20,000(310万円)とパガーニに比べれば驚くほど安価だ。