パイオニア、サイバーナビを一新して発売
2016.05.10
パイオニアは、ナビ機能やAV機能などを一新したカロッツェリア・サイバーナビを発売した。
新機種は、UI、ナビ機能、AV能力、ドライブサポート能力をリニューアルしている。
パイオニアは、ナビならではの操作性として「筐体を引き寄せられない」「凝視できない」「やり直しがしづらい」を挙げている。こうした特性を踏まえて新UIは、従来比3倍以上の処理能力を実現し、カテゴリー検索など縦長のメニューでは、縦フリック以外に、新設のスクロールバーをスワイプできるようにした。
ほかにもアイコンサイズやレイアウトの変更に対応したほか、駐車場の最新満空情報を提供する(6月に対応)ライブインフォを搭載する。
ナビ能力については、従来比約70倍の色階調で道路が重なる場所を見やすく表現。自車位置の特定には、レグルスという新開発チップを採用し、各種情報を統合演算する。6軸3Dハイブリッドセンサーによりビル内高層駐車場でも高い精度を発揮するようになった。
また、秋にはサーバによるルート探索に対応。これはパイオニアのアルゴリズムと過去の経験則データを用い、スマートに目的地を案内するものだ。
定評のAV機能についても、ナビとオーディオを独立した基盤で構成し、オーディオとして最適な回路を実現したという。
ラインナップはラージサイズの8V型、200mmワイドの7V型、2Dの7V型を用意。これ以外に主力ミニバン専用メインユニットとして10V型が加わる。
また、オーナーカー向けに「前方車両接近警告」「誤発進警告」「レーンキープサポート」「カーセキュリティ録画・メール通知」を提供するマルチドライブ・アシストユニットの販売も開始する。
発売は8V型、7V型が6月から。マルチドライブ・アシストユニットセットと車種専用メインユニットは9月から。価格はオープン。
なお、新型サイバーナビを体験できるカロッツェリア・エクスペリエンス2016が、本日の東京を皮切りに、全国6都市で開催される。
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