PSAグループ、小型EVを開発中
公開 : 2016.05.12 22:40 更新 : 2017.06.01 01:31
プジョー、シトロエン、DSからなるPSAグループは、小型のEVモデルのためのプラットフォームを、中国の自動車メーカー、東豊汽車と共同で開発中だ。この2社は、2015年以降、共通のプラットフォームの開発に着手しており、2019年に生産を開始するスケジュールで進められている。
3つのPSAブランドと東豊汽車は、共通のプラットフォームを使用するが、BセグメントとCセグメント用のサイズが用意されるという。前者はプジョー208、シトロエンC3、DS3用、後者はプジー308、シトロエンC4、そしてDS4用だ。
PSAのトップ、カルロス・タバレスは、2015年の上海モーターショーで、「純粋な電気自動車は、ボトム・クラスからスタートする」とコメントしている。
モデルが、スタンドアローンのモデルであるか、それともPSAの既存のモデルのバリエーションであるかどうかは不明だ。
PSAグループとしては、テクノロジー・リーダー的な存在であるDSブランドから最初のEVをリリースする公算が大きい。そしてそのモデルはDS3となろう。
しかし、現時点ではPSAはEVに関する一切の情報については固く口を閉ざしたままだ。