ネクストEV、今年中にスーパーEVを発表
公開 : 2016.05.17 22:10 更新 : 2017.06.01 01:31
中国資本をバックとし、前フォード・ヨーロッパの社長だったマーティン・リーチが率いるネクストEVは、今年中にパッテリー・パワーのスーパー・モデルをリリースする予定だ。
このモデルは、パフォーマンス的にはマクラーレンP1やラ フェラーリに対抗するもので、価格も両車に近いものとなるという。
開発はミュンヘンのデザイン・センターで2年間にわたって行なわれてたもので、実際の生産は英国となる。
ネクストEVは、中国のインターネット事業で財をなしたウイリアム・リーとマーティン・リーチによって、2014年のパリ・モーターショーの場で設立が発表された会社。シスコ・システムの元チーフ・テクノロジー・オフィサーであったパッドマスリー・ウォリアーを、ソフトウェアのヘッドとして招聘している。
ネクストEVは、昨年度のフォーミュラEのチャンピオンシップを獲得する実力の持ち主だ。
最初にリリースされるモデルは、富裕層を狙ったスーパースポーツになるというが、リーチはメーカーには大きな野心があるという。
「最初にリリースするクルマは、われわれのテクノロジーを示すためのショーケースでもあるが、最終的には、より広範囲のユーザー向けのモデルを作り出すことだ。」
ライバルはテスラになると言い、モバイルフォンと連携した便宜性とアクセスビリティを持つクルマをリリースすることが目標のようだ。